2022.07.12
研究会のお知らせ(8/6)
8月6日にZoomによるオンラインで研究会を行います。参加を希望される方はお手数ですが、以下のGoogle Formsで参加登録をお願いいたします。登録をされた方には、後日メールで Zoomアドレス等の詳細についてご連絡いたします。会員・非会員ともに参加費は無料です。
テーマ: 三十年戦争における教皇庁の対スペイン政策ーウルビーノ公領併合初期(1623-1625)をめぐって
発表者:喜友名朝輝氏(東京大学大学院人文社会系研究科・博士課程後期)
日 時:8月6日(土)午後2時より
会 場:Zoomオンライン会議システム
参加費:無料
参加受付先:https://forms.gle/cSojJcHn4ZMEtW9Z9
要旨:近世の教皇たちは、カトリック教会の首長と教会国家の君主という2つの顔を有していた。本発表では、宗派対立が最終段階にさしかかった三十年戦争に焦点を絞り、教皇が特に「世俗君主」として何を重視し、ヨーロッパ政治に参与したのかを見る。こうして、教皇が三十年戦争期にスペインとの緊張を強めた一因が、領土の利害にあったことを明らかにし、それがグローバルな宣教政策の次元の問題にまで結びつく可能性を展望する。