研究会のお知らせ INFORMATION

4月27日土曜に研究会を開催いたします。今回は会場を学習院大学とし、ズームでのオンライン参加も可能なハイブリッド形式となります。対面、オンラインのどちらでも、以下のGoogle Formsで参加登録をお願いいたします。登録をされた方には(対面参加予定の方にも)、後日メールで Zoomアドレス等の詳細についてご連絡いたします。
会員・非会員ともに参加費は無料です。

テーマ:貨幣から見る十字軍国家 
発表者:櫻井康人(東北学院大学教授)
日 時:2024年4月27日(土)14時~16時
会 場:学習院大学目白キャンパス北2号館2階、史学科閲覧室(対面とZoomのハイブリッド)
参加費:無料
受付先:https://forms.gle/MWpt5E13fegSeM9h9

発表要旨:
ヨーロッパからシリア・パレスチナの地に到来した十字軍士たちは、現地の貨幣を利用しつつも、やがて自分たちの貨幣を製造していくこととなる。本報告では、十字軍国家の貨幣事情を追うことで、近隣のイスラーム世界との関係とその変容について考えてみたい。また可能であれば、十字軍国家に特徴的であったと言われる貨幣封の議論を絡めることで、その社会構造の解明のためのヒントを得たい。

地中海学会⽉報最新号 MONTHLY BULLETIN

2023年5月号、459号

  • 学会からのお知らせ
  • 羽黒大会についての交通ならびに宿泊のご案内
  • 美術館で音楽をみる
  • 古代ローマの野うさぎ
  • アナトリア都市トカトの慈善給食所
  • 都市再生とGabriele Basilico
  • 表紙説明

地中海学研究地中海学会年報 ANNUAL REPORT MEDITERRANEUS

XLVI(2023)

  • ペルジーノの名声と反復的制作手法
     伊藤 拓真
  • <書評>デイヴィド・アブラフィア著『地中海と人間――原始・古代から現代まで(2分冊)』
    高山博(監訳)/佐藤昇・藤崎衛・田瀬望(訳)
     黒田 祐我
  • <書評>岡田裕成著『帝国スペイン 交通する美術』
     宮下 規久朗
  • <書評>稲益祐太著『南イタリア都市の空間史――プーリア州のテリトーリオ』
     野口 昌夫
  • <報告>地中海学会第46回大会シンポジウム「模倣し複製する地中海」要旨
     芳賀 京子、日向 太郎、飛ヶ谷 潤一郎、園田 みどり、京谷 啓徳

図書紹介 REVIEW

表紙画像
豊田浩志編『モノとヒトの新史料学――古代地中海世界と前近代メディア』勉誠出版