4月27日土曜に研究会を開催いたします。今回は会場を学習院大学とし、ズームでのオンライン参加も可能なハイブリッド形式となります。対面、オンラインのどちらでも、以下のGoogle Formsで参加登録をお願いいたします。登録をされた方には(対面参加予定の方にも)、後日メールで Zoomアドレス等の詳細についてご連絡いたします。
会員・非会員ともに参加費は無料です。
テーマ:貨幣から見る十字軍国家
発表者:櫻井康人(東北学院大学教授)
日 時:2024年4月27日(土)14時~16時
会 場:学習院大学目白キャンパス北2号館2階、史学科閲覧室(対面とZoomのハイブリッド)
参加費:無料
受付先:https://forms.gle/MWpt5E13fegSeM9h9
発表要旨:
ヨーロッパからシリア・パレスチナの地に到来した十字軍士たちは、現地の貨幣を利用しつつも、やがて自分たちの貨幣を製造していくこととなる。本報告では、十字軍国家の貨幣事情を追うことで、近隣のイスラーム世界との関係とその変容について考えてみたい。また可能であれば、十字軍国家に特徴的であったと言われる貨幣封の議論を絡めることで、その社会構造の解明のためのヒントを得たい。